作曲家サウンドデザイナー・上田靖博(やすひろ) のつれづれ特撮ブログ。
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2023年11月11日
ゴジラ-1.0 感想その2 特撮について。
CGは大きく気になるところはなかったですね。
最近はハリウッド映画を見ても、CGのクオリティに波が感じられたり、
部分的に見ると邦画のCGの方が良い時があったり、いろいろですね。
以下ネタバレありです。
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大戸島の呉爾羅のところ、
暗いけどよく見ると今の動きCGっぽかったなとか、
銀座のシーンは全体に、
日光の当たってる具合がCGっぽくも見えるな〜とか、
(やんわり夕日っぽい光が当たってる風景って、質感CGっぽく見えません?)
あと、船と煙が微妙にCGっぽいかなってカットがあったり、
それくらいですかね。
、、、って、挙げるとちょいちょい出て来てますが 笑
アルキメデスの対戦の大和のシーンでも思いましたが、
CGの煙が出てるのを、ぐる〜っとカメラ旋回してアングル変えると、
ああCGくさいなってなりますね。
演出的に回したかったのかと思いますが。
海のシーンは、巡洋艦の高雄がやられるシーンとか、
おおっ!!ってなりました。
(12/19追記 あれ高雄じゃないですね、並走してた船が水中からのゴジラに覆いかぶさられるカットのこと言ってます)
やっぱりシンゴジラでは、水しぶきが一番、CGだな〜って気になったところだったので、
今回はほとんど気にならなくておおっ!って。
ま、同じ人が担当してるわけでもないのかもですが。
いまだに山崎監督の映画で、たまに観たくなって繰り返し観てしまうのが、
永遠の0の空母赤城を、宇宙戦艦ヤマトみたいなアングルで、
通過していく艦の横腹からずっと映してるカットなんですけど、
永遠の0のときはまだCGじゃなくて、
船を空撮した波にCG合成していたそうですね。
アルキメデスから、今回も波はCGとのことですが、
海で追いかけられるシーンは、
リアルすぎて、実物大ゴジラの造形物を引っ張ってるくらいに見えるときがありましたね、
泳いでるとゴジラ動き少ないし。
ゴジラはやっぱり、
続三丁目の夕日と比べるとだいぶ進歩してますね。
15年以上前ですし。
あとは、
銀座の爆発による建物崩壊とかも、とてもリアルで。
日本の特撮のさらなる進歩を見せてもらった感じ。
【生きて、抗え篇】映画『ゴジラ-1.0』《大ヒット上映中》