2021年11月13日

ゴジラVSコング ネタバレ感想。



けっきょくネタバレ感想書く前にブルーレイが来たので、再鑑賞しました。

劇場での1回目鑑賞は以前書いた通り、
思ってたのと違ってて、ええ〜っ!? って印象が強かったので、
あらためて観ると詳細追いきれてなかった部分もちょいちょいありましたね。

そういう意味では2回目鑑賞は、流れはだいたい分かってたし、初回よりだいぶ楽しめました、
意外と面白い映画だったって思ったりして。

しかし国内の興行収入はさほどではなかった様子ですかね、
作品自体いまいちって口コミが多かったのかしら。
ランキングも2週目は東京リベンジャーズに負けてましたしね。
ま、向こうはイケメン揃いですし。。

以下ネタバレ感想




















ゴジラ対コングのバトルは、まさに大暴れって感じでしたねぇ。

怒りで人類に気を使わなくなってる感じの悪役ゴジラと、
どっちかっていうと少女と通じ合って人類側のコング、

とくに自分的には香港対決がMAXでした。 ミニチュア特撮でもなかなかあそこまでビル街での激しい格闘はなかったですよねぇ、
キングコング対ゴジラにあった、口に棒ツッコミもあったりして楽しかったですね。

その他は、
コングを船で輸送とか空輸とか懐かしい演出もあったり、

ゴジラ単体の進撃シーンも、ザ怪獣映画!って感じでテンション上がりました。
やっぱりゴジラは破壊&逃げ惑う人々ですよね。

その辺はとても良かったのですよ。


で、初回鑑賞時、
自分的に引っかかったポイントは、

・メカゴジラ?
・芹沢博士のご子息?
・地球の空洞?
・決着がつく?

ですかね。


メカゴジラ、、

なんか海外の人が、YouTube動画のサムネイルにしてるのうっかり見てしまったんですよねぇ、
日本では情報伏せられてましたけども。
ってかそもそもメカゴジラの話をするってネタバレなのかしら、
ふつうにグッズ売ってるの入場前に見てしまったし 笑

ま、出るって情報知ったのはまあ良いにしろ、
あのどうもメカゴジラとも言い難いくらいなB級感ありありなデザイン見て、
まあちょっと出て来てやられるくらいな雑魚キャラなんだろうなと思い込んでしまった、
そこが大きな間違いでした。

まさかあれが三大怪獣のキングギドラ的なポシションになるとはねぇ。。
少女が説得するモスラか小美人か、みたいな。

いやしかしそれならそれで、
もうちょいラスボス的な雰囲気っていうか、、
やっぱりメカキングギドラにしてほしかったわ〜!
なんとなくドラゴン系だったらハリウッドデザインもカッコ良さそうだし。

と思ったけど、そもそもキングギドラの骨を使ってるし、
あれがある意味メカキングギドラなのよね、
形はティラノタイプですけど。



そして小栗旬さん、、

もっと前二作の渡辺謙さんを引き継いでるようなイメージで出てくるのかと思ったら、
ご子息って紹介だけで、全然関連の演出はなかったですね。
もう一人のエイペックスCEOの人がボケ倒してるのに対して、
極めて真面目な人物、っていうところがなんとなく引き継いでる感じなんですかね。


それにしてもあの役割、、
ま、白目ですよね、ええってなるのは 笑

白目の演出自体は、小栗さんがいろいろ模索する中で監督がそれだ!って感じだったそうですね。
コメディ作品も出演されてますしそのへんは芸達者なのでしょうけど、
海外では 白目=笑い って直結しないんですかね。



地球空洞説は、
前回のゴジラの住処みたいなところでコングは地中ってことなのかと思いますが、


コングと一緒に地中世界を進んでいくあたりで、
な~んかファンタジーになってきたなぁとか思って、

ま、怪獣が存在すること自体ファンタジーではあるんですけども、
そうなると燃え度が低いというか。

怪獣映画ってやっぱり、
地上の見慣れた実在世界に怪獣が出てくるのが面白い、っていうところはあると思うんですよね。




そして公開前に監督が言われてた、今回は必ず決着がつくって話。

たしかに途中途中で、第○ラウンドは○○の勝ちとか、
セリフも入ってますけど、
どっちかっていうと、キングコング対ゴジラの終わり方と比較して今回は決着付くってことだったんで、
映画のラストでどっちかに軍配が上がるってことなのかと思い、

日本公開前に米国などで大ヒットしてるってことで、
きっと結末はいい感じに、何かしらの理由で決着がついて納得できる感じなんだろうな、とこれも勝手に思ってしまいまして、

けっきょく最後、
えええ!?、クライマックスはゴジラ対コングじゃなくてメカゴジラ戦??
ってメカゴジラはチョイ役って思い込んでた件も相まって、全然気持ちが入っていけない感じになりました。
ひょっとしてメカゴジラの後にもうひとバトルあって、そこで勝敗が、、
なさそうだな〜えええ〜〜、、っていうところで観賞後のがっかり度アップした感じですね。

コングがメカゴジラ倒してくれて、ゴジラも今回は許してやるみたいな、
その結末は大いにアリだと思うんですが、
公開前の決着付くが強調されすぎて残念という結果でした。


という感じで、、
宣伝の仕方というか自分の思い込みというかで
初回は残念作品って印象でしたが、
再見するとなかなか楽しめたました。

とにかくこれまでの怪獣映画の中でも最高とも思えるバトルシーンは良くって、
メカゴジラのバカバカ攻撃するシーンも改めて観ると楽しくて、
深く考えず見れる系のゴジラ映画って感じでした。